やっと夏の暑さが和らぎ、朝晩は秋の爽やかな涼しさも感じられるようになってきました。
そろそろ燗酒もいいなぁということと、ちょうど北海道に行った親戚がお土産を買ってきてくれたので、それを肴に呑むことにしました。
いただいたお酒は
「多満自慢 たまの八重桜」先日、東京・拝島にある「石川酒造」さんに伺ったときに購入しておいたお酒。
こちらのお酒は、石川酒造創業150周年を記念して、創業時の銘柄「八重桜」のラベルを復刻して「たまの八重桜」として昨年の10月1日「日本酒の日」に発売されました。

精米歩合70%の純米酒。蔵元曰く「最も石川酒造らしい酒」であり「華やかさはなく平凡ではあるけれど、これは偉大なる平凡」とのこと。何やら意味深ですが、期待できますね。

酒蔵でこのお酒は「ぬる燗」がいいと聞いていましたが、冷蔵庫に冷やしておいたので、初めの一杯は冷酒として呑んでみました。きりっとしまった感じで、甘みや米の旨みも穏やかですっきりした味わい、悪く言うと特徴がない味わいという感じです。
やはり「ぬる燗」だなぁと、酒温度計を見ながらしっかり40℃になったところで、いただきます。
柔らかい香りが立ち上り、甘みと米の旨みもぐっと広がり、ふくよかで奥行深いお酒に変身します。体の中に優しく浸み込んで、体が柔らかく気分が大らかに心地よい酔い加減になっていきます。燗酒のいいところですねぇ。
こちら↓が肴、北海道産の「根ボッケ」。半身ですが、お皿からはみ出るくらいの特大サイズ。
ホッケは回遊魚なので、北の海を回遊しながら成長していきます。しかし、その中に回遊しないホッケがいて、海の底に定住し、回遊しないので体が大きくなり、それゆえにこのホッケは「根ボッケ」と呼ばれます。
脂がのって、燗酒と良く合うこと、この上なしの相性です。
これからの季節燗酒もいいですね。体に染み渡る優しく柔らかしい心地よさが病みつきになります。[じゅん吟好み度:5段階] ★★★★
[女性おすすめ度:3段階] ★
[お酒のデータ]
製造年月 :2013年6月
精米歩合 :70%
アルコール度:15~16%
使用米 :アキヒカリ
使用酵母 :非公開
日本酒度 :±0
酸度 :1.3
アミノ酸度 :非公開
[蔵元のデータ]
蔵元名 :石川酒造株式会社
所在地 :東京都福生市
創業 :1862年(文久3年)
代表銘柄:多満自慢
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テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ