~新春~第三弾は、地元京急百貨店で試飲販売されていた新酒で、新潟の「菊水酒造」さんから直送された一斗樽から詰め替えられた「にごり酒」です。
「菊水酒造」さんは、言わずと知れた新潟の有名蔵元で、以前僕が淡麗辛口を好んでいた頃、「菊水の辛口」をよく呑んでいました。缶入りの「菊水 ふなぐち 生原酒」も美味しいお酒です。
そんなわけで、菊水さんの試飲販売があると、ついつい立ち寄ってしまします。
今回は「にごり酒」に惹かれて試飲したところ、しっかりした味わいとシュワシュワ感、米粒の舌触りなど感激しました。そして安い。。。
やはり「菊水」さんは、皆が喜ぶいいお酒を造っているなぁと改めて感じます。
創業以来、蔵元の思いである「いつもお客様の身近な菊水でありたいと願い、お客様から喜んでいただける酒蔵像を目指した改革に、菊水は創業以来変わることなく挑戦しています。」そのものです。
「菊水」の酒銘は『太平記』十三巻(龍馬進奏の事)における『菊慈童』という能楽に起源を求めたもので、その一説の由来から菊の水は不老長寿をもたらすものと伝えられ、これに因み酒銘「菊水」が生まれました。(蔵元hpより)
今回いただくお酒は、
「菊水 五郎八 にごり酒」です。
にごり酒と言えば「五郎八」の名前が真っ先に出てくるほど、ファンが一番多い「にごり酒」です。「五郎八」は、古くから伝わる越後民話に登場する山賊頭領の名前から命名したそうです。

一斗樽から詰替えられたので特製ラベルが貼られています

アルコール度21度の濃厚生原酒
「菊水」さんのhpを見るとストレート以外にオンザロックやごろボール(五郎八を炭酸で割ったもの)がお勧めとのことで、これも試してみました。
ストレートは、濃厚でもろみの米のツブツブ感が残る舌触りが感じられ、米の旨味と甘みがしっかり味わえ、21度の生原酒のどっしり感が体に浸みわたってきます。樽からの詰め替えなので、木の香りも仄かに漂います。
オンザロックは、ストレートの濃さ、旨さを残しつつ、氷の溶け具合に応じて、まろやか感が感じられ、呑み易い味わいに変化してきます。
ごろボールは、すっきり感、シュワシュワ感がたっぷりの味わいですが、旨みや濃醇さは薄まるので、僕的にはオンザロックがいいですね。
奥方は、牛乳を混ぜて呑みましたが、まろやかで呑み易いと好評でした。
秋冬限定の「五郎八」ですが、色々な呑み方で「にごり酒」の旨さが味わえ、楽しめる美酒です。[じゅん吟好み度:5段階] ★★★★
[女性おすすめ度:3段階] ★★
[お酒のデータ]
製造年月 :2011年11月
精米歩合 :70%
アルコール度:21度
使用米 :五百万石
使用酵母 :非公開
日本酒度 :-19
酸度 :1.3
アミノ酸度 :非公開
[蔵元のデータ]
蔵元名 :菊水酒造株式会社
所在地 :新潟県新発田市
創業 :明治14年(1881年)
代表銘柄:菊水
応援してくださる方、ポチっとクリックしてください。 ↓↓ ↓↓
にほんブログ村
テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ