川崎の「げん」さんでいただいた美酒のご紹介です。
高知県安田町の「南酒造場」さんが醸すお酒です。
「南酒造場」さんは、明治2年創業の蔵元で、清流安田川が蔵のすぐ側を流れ、酒造りに欠かせない良質の水に恵まれ、この伏流水を仕込み水として使用しています。地元では、名酒「玉の井」の名で親しまれています。
伝統の酒造りは、間違いのない酒質の良さと造りの確かさで、酒造りに対する分け隔ての無い真摯なその姿勢は、高知で一目置かれる蔵元です。
この蔵の酒は高知醸造試験場の開発した味わい、香りがしっかりした印象をもたらす注目のCEL酵母を使っています。
今回いただいた美酒は
、「南 純米吟醸」です。
「南」はすべてが精米歩合60%以下の特定名称酒で造られ、香り、味をしっかりと主張しながらも、のど越し良く、キレのある飲みあきしない酒として高い人気を誇ります。

「南」の字が引き立つ スペックは酒歴書
上立ち香は穏やかですこし甘めの果実の香りがします。口に含むと、その香りがしっかりした味わいとなって口の中に広がり、同時に辛口のすっきり感も出てきます。やや余韻を残しながら、後口はすっきり切れていきます。
僕好みの濃醇甘口系と比べるとやや物足りなさがありますが、これはこれで厚みのある味わいがあり、料理との相性も良く、食中酒としてもいいですね。
[お酒の評価:5段階]
★★★★
[女性おすすめ度:3段階]
★☆
[お酒のデータ]
製造年月 :2011年6月
精米歩合 :55%
アルコール度:16~17%
使用米 :松山三井
使用酵母 :CEL酵母
日本酒度 :+6
酸度 :1.8
アミノ酸度 :1.0
[蔵元のデータ]
蔵元名 :有限会社南酒造場
所在地 :高知県安田町
創業 :明治2年(1869年)
代表銘柄:南、玉の井
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テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ