今年初めて「而今」を呑みました。
それも大好きな「千本錦 無濾過生原酒」です。
久し振りに「而今」の酒瓶を前にすると、愛しい人に再会したようなトキメキを覚えます。
じっくりとラベルを鑑賞して、裏面に書いてある「過去に囚われず未来に囚われず、今をただ精一杯生きる」の言葉をかみしめながらいただきます。
「而今」は、このブログでも何回か紹介していますが、今や超人気、超入手困難銘柄なのです。
三重県名張市の「木屋正酒造」さんが醸すお酒で、蔵元のご子息で杜氏の大西唯克さんが心を込めて造っています。「ほどよい旨みと香りのバランスが素晴らしく、余韻がきれいで後を残さない切れがあるお酒」で、女性にも大変人気があります。
今回呑んだ「而今」は、広島オリジナル酒米「千本錦」を使ったもので、
「而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生原酒」「千本錦」は「山田錦」を広島の気候風土に適するように改良、育成された酒米で、吟醸酒の香りが高く、すっきりとした酒になります。
いつ見ても心に響く「而今」のラベル
大西杜氏の思いがスペックに表れています久し振りなので、ゆっくりとかみしめていただきます。
上立ち香は、ベリー系の果実香で、否応なくこのあとにくる「而今ワールド」の味わいをそそります。
口に含んだ瞬間、ほどよいジューシーな甘みと共に果実の含み香が拡がり、舌の上で転がしていると甘みの奥から酸味がわいてきます。けして濃くなく、重くなく、どちらかといえばスッキリした甘さという感じの味わいです。生酒のピリッとしたフレッシュ感も舌に心地よく感じられまます。
後口はしっかり酸が効いてスッキリと〆ていきます。後味爽快です。
とにかく綺麗さ抜群の味わいと旨味と香りのバランスが絶妙で、後口の切れのよさが飽きさせず、何杯でも盃を重ねてしまいます。
久し振りの「而今」との再会は、このお酒の素晴らしさに感動しっ放しでした。
今シーズンの「而今」は旨いと確信。またまた嵌ってしまいます。[じゅん吟好み度:5段階] ★★★★★
[女性おすすめ度:3段階] ★★
[お酒のデータ]
製造年月 :2012年2月
精米歩合 :55%
アルコール度:16.5度
使用米 :千本錦
使用酵母 :非公開
日本酒度 :自社9号
酸度 :1.7
アミノ酸度 :1.1
[蔵元のデータ]
蔵元名 :木屋正酒造
所在地 :三重県名張市
創業 :文政元年(1818年)
代表銘柄:而今
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テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ