以前から気になっていたお酒「屋守」を呑みました。
最近人気急上昇中で注目度ナンバーワン、東京都東村山市の「豊島屋酒造」さんが醸す美酒です。
居酒屋では中々お目にかかれませんが、地元上大岡の居酒屋「一炭もんめ」さんで見つけ、さっそく味わってみました。
「豊島屋酒造」さんは、慶長元年(1596年)創業の400年以上の歴史を誇る酒蔵です。
主銘柄は「金婚」で、富士山の伏流水を用い、酒造りに好適な国産米を厳選して、ひとつひとつ丁寧に酒を醸し、全国新酒鑑評会でも幾多の金賞を受賞しています。豊かな香りと深い味わいの「江戸、東京の酒」が売り。
「屋守」は10年前に「東京発の旨い酒を全国に発信したい」との思いから、四代目「田中孝治氏」が自ら立ち上げたブランドです。
今回いただいたお酒は、季節柄秋バージョンの
屋守 純米無調整生詰 ひやおろし
香りは穏やかで仄かに吟醸香が感じられます。口に含むとふぁっとした甘みとともにしっかりした米の旨みが舌の上に広がり、みるみるうちに重厚な味わいが迫ってきます。全体的にはくどくない味わいですが、その中に甘旨みのしっかりしたボディが存在感を示し、純米かつ無調整の生の旨さにひと夏越した味の乗りが加わり、素晴らしい味に仕上っています。後味は酸味が効いてすっきり爽やかにキレていきます。
さすが注目度ナンバーワンの美酒、それも東京発というのがいいですね。

この「屋守」という酒名ですが「おくのかみ」と読みます。普通に読んだら「ヤモリ」ですね。家(蔵)を守るという思いを込めてつけられたそうです。瓶の裏ラベルには、「ヤモリ」の絵が描かれています。
東京の地酒を味わう機会はほとんどありませんでしたが、この「屋守」は素晴らしいの一言に尽きます。
金沢文庫の「田島屋酒店」さんにあることを知り、今度は通常バーションの「屋守」を利いてみたいと思います。
[じゅん吟好み度(五段階)]★★★★☆
[女性おすすめ度(三段階)]★☆
[お酒のデータ]
精米歩合 :麹50%、掛55%
アルコール度:16度
使用米 :八反錦
使用酵母 :非公開
日本酒度 :-2
酸度 :1.7
アミノ酸度 :非公開
[蔵元のデータ]
蔵元名 :豊島屋酒造株式会社
所在地 :東京都東村山市
創業 :慶長元年(1596年)
代表銘柄:金婚、屋守
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テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ