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浦霞醸造元「佐浦」を訪問

仙台に行った際に塩釜に足を伸ばして、東北の銘酒「浦霞」醸造元の「佐浦」さんに伺いました。
仙台から仙石線で約30分の「東塩釜」にあります。

「佐浦」さんは1724年(享保9年)創業で、徳川幕府8代将軍・徳川吉宗の時代に遡る老舗の蔵です。
佐浦家の酒造りの歴史は、「鹽竈(しおがま)神社」の御神酒酒屋として酒を醸した事に始まっているとのこと。
酒銘「浦霞」は、源実朝が詠んだ歌「鹽竈の の松風むなり 八十島かけて 春や立つからん」の「浦」と「霞」をいただいたことに由来します。

昨年の東日本大震災では、震度6強の強い揺れとともに、敷地内には津波による浸水もありましたが、蔵の方々は皆さん無事とのことでした。
しかしながら、土蔵の外壁崩落、浸水による機械、器具類の故障、約3万本のお酒の破損など大きな被害を受けました。その後修理、買い替えなど復旧に努められ、昨年9月より酒造りを再開して、今年も素晴らしい新酒を醸しています。

浦霞 全景
こちらは明治初期の建物で、販売店舗「浦霞 酒ギャラリー」になっています。
浦霞各種商品販売やきき酒を行っています。
また、予約すると酒蔵ガイドも行っています。ただし、蔵内部や製造工程の見学はなく、外観を見ながらの説明になります。

法蓮寺 向拝 縮小 
こちらは現在事務所になっていますが、江戸時代、鹽竈神社の別当寺として大きな勢力を誇った「法蓮寺由来の向拝」を移築し復元したものです。

享保蔵 南側 縮小
こちらは「享保蔵」といって、江戸末期から明治初期に建てられたもの。
北側の扉から冷気を取り入れ、南側の天窓から熱気を逃がして、室温を調整するようになっています。
震災で外壁が崩落して、昨年12月に修復が完了しました。

大正蔵 縮小
こちらは「大正蔵」といって、大正から昭和にかけて建てられたもの。
中では「純米吟醸 禅」が造られています。

家紋 縮小
販売店舗の横に蔵内への入口があり、家紋が入った暖簾がかけられています。
この家紋は佐浦家代々の家紋「丸に違い丁字」。「丁字」は、海外渡来の高価な珍重物であるとともに、仏教においては宝物の一種であり、瑞祥的な意味もある縁起の良いものとしても知られています。
貿易が盛んだった港町ならではの家紋です。

稲井石
蔵通路や事務所入り口に敷き詰めてある石材。石質は黒くどっしりと重く、石目が美しく滑らかできめ細やか。

杉玉 縮小
蔵内に入ると、「享保蔵」の前に「酒林(杉玉)」が掲げられているのが目に入ります。青々とした「酒林」は「今年も新酒ができました」という酒蔵からのお知らせだったようです。

享保蔵 縮小
「享保蔵」の中には「酒タンク」が立ち並んでおり、甘いいい香りが立ち込めています。
その中に「木桶」もあります。これは創業280周年を記念し、2004年に伝統的な木桶による酒つくりを復活させたもので、「貮百八拾號(にひゃくはちじゅうごう」と命名されています。

きき酒 縮小
蔵ガイドが終わると店舗内できき酒をしました。
きき酒は季節折々の3種のお酒を「浦霞」のおちょこで味わうことができます。
この日は「本醸造 辛口」「純米しぼりたて」「純米吟醸 春酣」の3種。
それぞれ個性があって美味しいお酒です。季節がら「純米しぼりたて」がフレッシュ感あり、しっかりした味わいがありで旨かったので、買って帰りました。

まだ時間があったので、「鹽竈神社」に寄っていきました。

塩釜神社 三蔵
「鹽竈神社」の表参道。鳥居をくぐり「二百二段」の石段を上ります。
祭りのときには重さ1トンの神輿がこの石段を駆け上るとのこと。

塩釜神社 縮小
石段を上りきると荘厳な「鹽竈神社」の社殿が目の前に現われます。古来より東北を鎮護する「陸奥国一宮」で、隣の「志波彦神社」とともに全国的に「しおがまさま」と尊称されています。
最近ではパワースポットとしても注目されています。

塩釜港 縮小
「東塩釜駅」近くの「壱番館」の屋上から塩釜港方面を望む。塩釜港は日本屈指の水揚げ漁港として知られています。今回は行くことできませんでしたが、塩釜は寿司屋の町としても有名で、豊富な海の幸が旨い寿司を育んでいます。

また機会があれば、ゆっくり泊りで来て、風光明媚な地を巡り、旨い酒と新鮮な海の幸を存分に楽しみたいと思います。

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テーマ : 日本酒
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じゅん吟

Author:じゅん吟
日本酒をこよなく愛し、美酒との一期一会を求めて夜な夜な銘酒探訪が趣味のきき酒師です。
我が愛する「国際都市横浜」から日本の伝統的文化の一つである日本酒を発信するべく、「横浜美酒倶楽部じゅん吟」を構想しています。

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