武蔵中原の呑み処「希酒喰肴 鈴や」さんでいただいた美酒「七田」の紹介です。
「七田」は、居酒屋ではあまりお目にかかれない銘柄ですが、「鈴や」さんではレギュラーメニューとして置いてあり、嬉しいですね。
「七田」は佐賀県小城市の天山酒造さんが醸しているお酒です。
天山酒造さんは、明治8年(1875年)に創業。ルーツは水車業で、その後製粉、製麺業を経て、現在は佐賀の代表酒蔵として頑張っておられます。
「こだわり」の精神は平成の現在も天山のDNAとして脈々と引き継がれ、「品質第一の酒造り」の姿勢で原料となる酒米栽培からこだわり、契約農家と年に何回も品質向上のための研究会を実施するなど、「酒造りは米づくりから…」との思いは現在の五代目蔵元・七田利秀が経営の理念として掲げる「不易流行」の「不易」の部分である。(蔵元HPより)
佐賀県は焼酎王国九州にあって日本酒の酒造りに力をいれている日本酒県です。しかしながら、知る人ぞ知る状態なのは、地元消費の割合が高く、他県への出荷が限られていたため。1990年代後半に30代から40代の若手蔵人によりいくつかの新ブランドが立ち上がり全国区を獲得。以来、関東地区でも人気急上昇中である。
今回いただいたお酒は
「七田 純米 無濾過原酒 生詰」です。

上立ち香は、かなりしっかりした果実香が感じられます。口に含むと丁寧なやわらかい口当たりとともにしっかりと厚みのある甘みが口の中に広がり、旨みととふくらみのある味が十分に乗っていて、心地よい芳醇さを感じます。それでいて重みやしつこさはなく、いつまでも口の中で転がしていたい気分にさせてくれます。甘みと旨みと酸味のバランスが絶妙だからですね。後口もすっきり切れて呑み飽きることなく、食中酒としてもいけます。僕の好みともピッタリです。今度は、純米吟醸か無濾過生原酒を呑んで比べてみたいとおもいます。
[お酒の評価:5段階]
★★★★★
[女性おすすめ度:3段階]
★★
[お酒のデータ]
製造年月 :2010年11月
精米歩合 :65%
アルコール度:17%
使用米 :麹:山田錦、掛:日本晴
使用酵母 :非公開
日本酒度 :非公開
酸度 :非公開
アミノ酸度 :非公開
[蔵元のデータ]
蔵元名 :天山酒造株式会社
所在地 :佐賀県小城市
創業 :明治8年(1875年)
代表銘柄:天山、七田
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テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ